４０代に着物をおすすめする理由

今回の沖縄の旅のもう一個の目的が、結婚式に出席することでした。
何を着て行こうかなと考えた結果やっぱり着物にしました。
４０代になるとお呼ばれの回数って２０代のときより減るんですよね。
なので、１回しか着ないフォーマルな服って買いたくない。
年齢上がるとそこそこいいのを着ないと貧乏くさくなる。
２０代の頃、ピーコのファッションチェック（懐かしい・・・）で３０代や４０代の人が安い服着てたら結構厳しいコメントをあびせていました。
当時２０代の私は、ピーコさんが歳をとったら高い服着なさいって言っているのを聞いて、そんなのピーコさんがお金持ちだから言えるんだよって思ってました。
でも自分がいざ４０代になって、あの時ピーコさんが言ってた意味がほんとによくわかるんです。
ピーコさんが言ってたのは高級な服を着なさいでは無く、大人はいい素材のものを着なさいって言うことなんです。
いざ、いいフォーマル服を買うとなると結構な出費。
どうせお金を使うならだんぜん着物なのです。
４０代に着物をおすすめする理由は２つ。
コストパフォーマンスの良さと体系カバー。
着物は高いし、それこそ着ないじゃないかって思いますよね？
大人になると着るものってそんなにたくさん要らないんです。
上質で長く着れて着まわしの効くシンプルなもの。
パリジェンヌは服を沢山持ってないと言います。
必要なものだけ持ち上手に着まわす。
着物は毎日着るものでは無いので、買っても着ないもったいないと言う気持ちになりますが、最小の枚数で着回しが効く、２回同じものを着ても恥ずかしくないといいことずくめ。
これから先の何かお呼ばれやフォーマルな場所をすべてカバーしますので意外とコストパフォーマンス良しなのです。
それから何と言っても体形カバーをしてくれる。
二の腕、お腹、お尻気になるところは山程ありますが、実は後ろ姿も衰えを隠せません。
自分で見えないので油断するんですよね。
ある時自分の後ろ姿の写った写真を見て、後ろ姿の肩から二の腕のフォルムが丸くてほんとショックを受けました＾＾；。
おばさん感は後ろ姿からガンガン出てますよ。
着物はそのすべてをカバーします。
肌を見せないので品がいい、そして見せないから逆に色っぽい。
二の腕はもちろん気になるお腹もしっかりカバー。
太くても細くてもみんな同じ体形に整えますので体形など関係ありません。
体形カバーができしかも品のいいおばさんに見えるのだからいいことしかない。

ではどんな着物を選べばいいの？

最初にお伝えしたよう、枚数は必要ありません。
完全にフォーマルな訪問着を１着、着まわしの効くすっきり無地感のあるものを１着。
まずはこれでOK。
ここから、もし着物が好きになってもっと色々欲しいなって思ったら少しずつ買い足したらいいと思います。
フォーマルな服って２回目着るとき何だかテンションが下がります。
なので、何とかしようと羽織物を買ってみたりバッグや靴を買い足したり、結局毎回何かしらお金を使っています。
着物はやはり洋服より少し値ははります。でも生地から選び自分のサイズでを測ってオーダーメイドする分特別感があり何度着ても飽きないし大切に着ます。何回も人に見せたくなるんです。
安いからと言ってフォーマルの場で着用する場合古着はあまりおすすめしません。
昔の着物はサイズが小さい場合が多く、また着用したときどうしても古さが出ます。
大人はいいものだけを少量持てばいい。

私は着物の昔からの決まりなどはあまり気にしません。
着るものだから洋服同様TPOだけ守ればいいのです。
これから着物が着たくなるいろんな情報を発信していきますね。