shiorikimono’s diary

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下町ロケットヤタガラス

楽しみにしていた「下町ロケット」がはじまりました。
番宣で再放送が放送されていたので録画して改めて見たところやっぱり涙涙。
今ブレイクしている竹内涼真くんも出てたんだと気づいて再放送が更に新鮮。
ガウディーを一生懸命完成させようと頑張ってる涼真くんも素敵なのですが、私の涙腺のツボは経理部長の殿村さん。
大企業に足元を見られて追い込まれても、自分たちの技術力を信じこちらからお断りだと言い放ったシーンはしびれました。
実際の会社でこんなに一致団結して会社のために社長のために熱くなれるところが存在するんだろうか。みんな自分のことで精一杯。現実にはお給料をもらうために仕事してる人がほとんど。
こんな会社素敵だな、こんな情熱を持って仕事ができたらいいなって理想でいいんだと思う。
現実ではなかなか難しいからこそこう言うドラマに働くみんなが夢中になるのかもしれない。

そのドラマの中でヤタガラスと言う言葉が出てきたのでピックと反応しました。
ヤタガラスは着物にも縁が深くよく耳にするからです。
着物は柄にいろんな意味がこめられているところも興味深いんです。
守ってもらうように魔よけの意味がある柄だったり、いいことがあるように縁起がいい意味をこめたり。身にまとうものだから着る人を守ってもらえるように願いを込めるところが日本人らしいなと思います。
ヤタガラスは太陽の化身。古事記日本書紀に登場します。
天照大神様が道に迷われた天皇の道案内をするために遣わしたのが3本の足を持つヤタガラス。
縁起がいい柄として、振袖の柄にも使われています。
迷ってもヤタガラスがいい方向に導いてくれる。これから大人になる人たちが身につけるにはぴったりのメッセージ。
また、サッカー日本代表のエンブレムにも使用されています。
あのマーク何だろう??って思っていた方、今度見てみてください。
3本足の烏が描かれています。
この間のワールドカップのときも何度ヤタガラスにゴールにボールを導いてくださいって願ったことか。

現代ではごみ捨て場を荒らしたり、真っ黒で不気味なイメージですが、古代日本人は烏に特別な霊能力を持つと考えていたそう。
ネットを検索していたら、実際に3本足の烏が見つかっているそう。
ほんとに3本足なのでびっくり。その烏が神話の烏の子孫かどうかはわかりませんが、
歴史ってほんとかどうかわからないからワクワクする。
下町ロケットのヤタガラスも毎週ワクワクしながら楽しみます^^